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脱臼リスクが最も低いカップ設置角は外方開角45°,前方開角15°

目的:カップの設置角と脱臼のリスクとの関係を明らかにする。

方法:1990年から2000年の間に人工股関節置換術を受けた4784例のうち、脱臼した137例のカップの角度を、脱臼しなかった342例のコントロール群と比較した。角度は、Einzel-Bild-Röentgen-Analysis (EBRA)という放射線学的な方法で測定した。

結果:初回手術では脱臼の発生率は2.4%で、再手術では4.6%であった。初回手術後の前方脱臼では、カップの外方開角と前方開角が有意に高く、後方脱臼では前方開角が有意に低かった。再手術後の後方脱臼でも同様の傾向が見られた。

結論:カップの設置角は、脱臼のリスク因子である。anterolateral approachで前方開角15°、外方開角45°が脱臼リスクが最も低い角度である。